「ダイエット始めは順調に体重が落ちていたんですけど、急に落ちなくなって。。モチベーション下がっちゃいました。」
ダイエットの最大の敵である停滞期。ここで諦めてしまう方も多いと思います。でも実は、停滞期はダイエットが失敗しているから起きているのではなく、順調に進んでいるサインでもあります。停滞期を正しく理解して、正しい対処法を身につけましょう。
この記事の目次
1.停滞期はダイエットが順調なサイン!?・・のまとめ
スキマ時間に効率的に知れる・学べるblogですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。
①停滞期は必ずくると理解しよう!
②無理に食事量を減らさない、運動強度を上げない!
③身体に今までと異なる刺激を与えよう!
です。
上記のポイントを押さえ、停滞期と真正面から向き合い、ダイエットを成功させましょう。
どういうことなのか詳細を説明します。
2.ダイエット中の停滞期とは・・!?
ダイエットをすると、始めは順調に体重が減ってやる気もアップ。
でも続けていくうちに体重が減らない日が続く。
自分は空腹にも耐えながらこんなに頑張っているのに、何故体重が減らないの?
と、そこで諦めてしまう人が多いのではないでしょうか。もしかすると、逆にもっと過酷なダイエットに進んでいく人も少なくないのかもしれません。
でももう大丈夫。
ダイエット中は『体重が減らなくなる時期=停滞期』が必ずあります。
その理由は、
・ホメオスタシス機能
・ホルモンバランス(女性の場合)
が影響しているからです。
ホメオスタシス機能とは、身体を一定の状態に保とうとする仕組みです。
ダイエットによって大幅に体重が減ったとき、身体は急激な変化を嫌がり、出来るだけエネルギーを消費しないように省エネモードに切り替わります。
つまり、少ないエネルギーで活動をするようになりますので、体重が減っていたときと同じカロリーを摂取していても以前ほど消費カロリーを上回らなくなります。
結果、体重が減らない状態になります。
ホメオスタシス機能は、1ヶ月で体重の5%以上落とすような急激がダイエットをした場合に働きやすくなると言われています。
体重の5%とは、体重70kgの人の場合、1ヶ月で約3.5kgのダイエットとなります。
急激にダイエットするのではなく、中期的に取り組む方が良いとされている所以です。
そして、女性は、月経1週間前から月経中はホルモンの影響で痩せにくい時期となります。体重が減らないからといって諦めることなく、そして無理をしないようにしましょう。
3.ダイエットの停滞期にやってはいけないこと・・!?
体重が停滞しているからといって、さらに無理なダイエットをすることはやめましょう。やってはいけないことを3つ挙げます。
摂取カロリーを大幅に減らす
1番やってしまいがちな行動です。
ダイエットは「摂取カロリー<消費カロリー」を続けることで成功します。
だからといって、自分の基礎代謝量を大幅に下回るカロリーしか摂取しない場合、代謝が落ちることで痩せにくい身体になります。
そしてさらに、空腹の時間が長くなると、身体が飢餓状態になり、食事をした際に栄養を十分に蓄えようと脂肪を溜め込みます。
結果、太りやすくなってしまいます。
運動量を増やす
運動が習慣化されている人であれば問題ないかもしれません。ですが、停滞期はダイエットを始めてから1ヶ月後ぐらいに始まりやすいと言われています。
運動が習慣にはなっていないけど、順調に体重が減っているし、モチベーション高く取り組んでいる。そんな頃ではないでしょうか。そんな人が停滞期に入った途端、運動強度を上げたり、運動時間を伸ばしたりしてしまうと、心が折れて続けることができなくなってしまいます。
停滞期には無理に運動量を増やすことなく、継続することを心掛けましょう。
自暴自棄にならない
停滞期で体重が減らないからといって、「ダイエットに失敗した」と自暴自棄になってどか食いを続けてしまったり、ダイエットをやめてしまうのはもったいないです。
停滞期はダイエットが順調にいっているサインです。
頑張っているけど体重が減らない、我慢する時期と割り切ってストイックになりすぎないようにしましょう。
4.停滞期の対処法とは・・!?
ダイエット中の停滞期は必ずきます。
必ず来るのであれば、停滞期としっかり向き合い、正しい対応を行いましょう。
食事内容を見直す
ダイエットは、「摂取カロリー<消費カロリー」で成り立ちます。
でも単純に摂取カロリーを押さえれば良いというものでもなく、栄養バランスが非常に大切です。
5大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミン)のバランスを見直し、糖質を減らして脂質を増やしてみたり、身体を慣れさせないようにしましょう。
ダイエットに失敗しないタンパク質、脂質、糖質のバランスはこちらの記事をご覧ください。
新しいトレーニングを取り入れる
今までウォーキング中心の運動を行っているのであれば、階段の上り下りを取り入れてみる。
ジョギングをしているのであれば、途中途中にスキップを入れてみる。
など、身体に今までと異なる刺激を与えることも停滞期から抜け出すことに繋がります。
はじめは強度を上げる、時間を増やすのではなく、違う刺激を与えることを意識してみましょう。
どか食いしてみる
停滞期は、少ないカロリーに身体が順応することで起こります。
毎日どか食いし続けてしまうとカロリー過多となり太ってしまいますので、1週間に1日だけ消費カロリーを上回るカロリーを取る日、いわゆるチートデイを設けてみましょう。
ただし、今まで食事制限をしてきたのに、いきなりどか食いすると胃もびっくりしますし、太ってしまわないか不安になる人ももいると思います。
そんな時は、1週間に1食だけどか食いするなど、少しずつ変えてみましょう。
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ダイエットをしていると、停滞期は必ずきます。
そんな時は、「ダイエットが順調な証拠。今までと異なる刺激を食事と運動で与えてみよう」と行動を変えてみましょう。
停滞期は、2週間から1ヶ月程度続きます。決して諦めることなく、真正面から向き合うことで抜け出すことが出来ます。
そして、継続は力なりです。
では、良きトレーニングライフを!