この記事の目次
1.肥満とはどのような状態!?のまとめ
スキマ時間に効率的に知れる・学べるブログですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。
①筋肉と脂肪は全くの別物!?
②筋肉が増えると体重も増える!?
③筋トレと食事管理がポイント!?
詳しくご紹介していきます。
2.脂肪は筋肉に変わる・・!?
脂肪は筋肉に変わるのでしょうか!?
結論は、変わりません!
脂肪と筋肉は全くの別物で、主に脂肪は脂質からできており、筋肉はタンパク質でできています。
つまり、筋トレや有酸素運動をしたことで「脂肪が筋肉に変わったことで痩せた」のではなく、「脂肪が落ちて、筋肉が付いたことで痩せた」というのが正しいということになります。
もっと詳しく説明すると、「痩せた」というものさしが体重の場合、脂肪を落とせば体重が落ちるので痩せますが、筋肉トレーニングをすると体重は増える可能性があります。
しかし、体が引き締まることで痩せたように見えるようになるのです。
どういうことでしょうか?
3.脂肪と筋肉、どっちが重い・・!?
同じ体積の脂肪と筋肉を比較すると、重いのは筋肉だと言われています。
筋肉は脂肪よりも組織の密度が高く、密度が高いと体積が小さくなります。体積が小さいと同じ重さで比較した場合は小さく見えます?
体積とは見た目のことですので、もうお分かりですね。
これが、同じ体重なのに「痩せて見える」「太って見える」の理由です。
では、どのくらい重さが違うのでしょうか?
脂肪:除脂肪(≒筋肉)とした場合、それぞれの体積比は、1:0.8程度です。つまり、脂肪が1の大きさに対して、除脂肪(≒筋肉)は0.8程度の大きさになります。
20%の違いを侮るなかれ。
見た目でこれだけ違います。
同じ体重でも筋肉を付ければ小さく見え、筋肉が少なく脂肪が多いとぽっちゃりに見える理由がお分かりになりましたでしょうか?
4.脂肪を落として筋肉を増やすコツ・・!?
食事制限をすれば脂肪が落ちて痩せる!
と思っている方も多いと思います。
半分正解です。
なぜなら、食事制限だけだと、同時に筋肉も落ちてしまうリスクがあります。
筋肉が減ると代謝が落ちて、結果的に脂肪が付きやすいからだになりますので、ダイエットをするなら「筋肉量をキープ・増やししながら脂肪を落とす」がポイントです。
筋肉量をキープ・増やしながら脂肪を落とすコツは、筋トレと食事管理です。
適度な筋トレで筋肉量をキープしながら、食事管理(カロリー管理)で脂肪を落とすことがベストです。
しかし、言うは易し行うは難しで、これがなかなか出来ないから挫折する人が多いのだと思います。
解決策は、頑張り過ぎないこと。
目標を立てて、そこに向かって努力することは大切ですが、「頑張り過ぎる=無茶」なダイエットは長くは続きません。
いつもより早く起きてスクワットを10回3セットやってから出勤する。
いつもよりひと駅手前で降りて歩いて帰る。
いつもより夜ごはんのカロリーを少なくする。
ダイエットは長期戦であり、日頃からの少しの努力の積み重ねで達成できると覚えておいてください。
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筋肉量が減ると太りやすい体質になり、結果的に脂肪が増える。
これが、筋肉は脂肪に変わる。脂肪を筋肉に変える。と言われてきた所以です。
筋肉をキープ・増やしながら脂肪を落とすために、筋トレと食事管理を意識しましょう。
そして、継続は力なりです。
では、良きトレーニングライフを!