この記事の目次
1.基礎代謝アップでダイエットにも効果あり
朝からからだを動かすことで交感神経が刺激され、血流が促進されます。
血流が促進されると体内のエネルギーを消費する基礎代謝も上がります。
朝に基礎代謝を上げておくと、一日中体温を高めに保ち、免疫力アップも効果が期待できます。
そしてさらに、基礎代謝が上がることでカロリーを消費しやすくなりますので、ダイエット効果も期待できます。
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雑学メモ
英国グラスゴー大学とマレーシアKebangsaan大学で、朝食前後の運動による脂肪バランスの共同研究が行われています。
どんな研究かと言いますと、
運動習慣のない過体重の男性10名を
・運動なし
・朝食前にウォーキング60分
・朝食後にウォーキング60分
の3グループに分けて行った結果、朝食前、朝食後のグループともに運動前よりも脂肪が少なくなったという結果となっています。
また、朝食後よりも朝食前のほうが、33%も脂肪の燃焼が大きかったと報告されています。
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2.自律神経が整いやすい
自律神経が乱れると腹痛や吐き気、頭痛や肩こり、不整脈など、からだに多くの不調が起こることはご存知ですよね。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、日中は活動的な交感神経が優位、夜は鎮静的な副交感神経が優位になります。
朝は副交感神経優位から交感神経優位へとスイッチが切り替わる時間です。
朝の運動でからだを温め、自律神経を刺激することでスイッチの切り替えがスムーズになり、結果、自律神経が整います。
3.意欲がアップし集中力が高まる
幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」という脳内物質をご存知でしょうか?
我々はセロトニンが分泌されることでストレスが消え、幸せを感じるようになり、清々しい気分で意欲が向上します。
セロトニンは朝日を浴びる、ウォーキングなどの規則的なリズム運動によって活性化します。
朝の運動はセロトニンを十二分に活性化させることができます。
4.睡眠の質が向上する
眠りを促すホルモンである「メラトニン」は、セロトニンを材料にして朝の光を浴びてから14時間後に分泌され始めます。
つまり、セロトニンが十分に分泌されることで夜の睡眠が深まります。
また、朝に運動をすることで起きる時間が固定され、規則正しい生活習慣になります。
適度な運動を行うことで疲労が適度に蓄積され、寝付きが良くなり、深い眠りが得られるようになります。
同時に睡眠の質向上も期待できます。
5.自己肯定感が高まる
多くの方が朝起きるのが「辛い」と感じていると思います。そして、できることなら2度寝、3度寝したいですよね。
会社に行く電車ギリギリの時間に起きて、朝ごはんも食べずに着替えて出掛ける。
このような朝の過ごし方では良い1日を過ごせると思えません。
起きたくないけど起きる。しかもさらに「運動」まで行う。
弱い自分に打ち勝ち、自分で決めたことをやることで、自己肯定感が高まり、自分に自身を持つことができます。
もうこの時点で1日が充実したものになること間違いなしです。
6.朝の運動を習慣づけるコツ
コツ①_早く寝る!
朝早く起きるには気合と根性だと思っていませんか?
「今まで6時間睡眠だったのを朝運動するために5時間半睡眠にして、あとは気合と根性で起きる!」
人それぞれ様々な理由があるとは思いますが、上記はあまりおすすめ出来ません。
できる限り睡眠時間を削らないようにしましょう。
つまり、30分早く起きるなら、30分早く寝るのがベストです。
コツ②_3週間取り組む
1日だけ頑張ってもあまり効果は見込めません。
コツ③_無理をしない!
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今回は朝に運動するメリットを5つご紹介しました。
では、良きトレーニングライフを!