からだに良いこと100

楽しく生きるには健康第一。からだに良いアレコレをご紹介します。

ストレスがもたらす影響とは!?溜め込まずに解消するコツをご紹介。

「全然やる気がでない。」

「最近イライラすることが多くなった。」

 
これらの症状は「ストレス」が原因かもしれません。
そもそも「ストレス」とはどんな状態なのでしょうか?
ストレスを感じると心身にどういった影響がでるのでしょうか?
ストレスは思っている以上に心身に重大な影響を及ぼします。
今回の記事では「ストレス」の正体と付き合い方までご紹介します。

 

この記事の目次

 

1.ストレスがもたらす影響とは!?・・のまとめ

はじめにこの記事のまとめをお伝えします。

 
ストレスがもたらす影響とは!?のまとめは、

①ストレスは「心」、「からだ」、「行動」に影響を及ぼす!

②ストレスと上手に付き合っていく方法を探そう!

③ストレスは全てが悪いわけではない!

です。

詳しく見ていきましょう。

 

2.ストレスの原因とは・・!?

ストレスとはなんなのでしょうか?
広い意味でのストレスとは、「外部からの刺激を受けて生じる緊張状態」のことを言います。
 
もともとは物理学の分野で使われていた用語で、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態のことです。
 
良くストレスの状態は風船に例えられます。
風船を指で抑える力(心やからだに影響を及ぼす力)をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態(心やからだに生じた反応)をストレス反応と言います。
 
私達の心やからだに影響をストレッサーには様々なものがあります。

◆物理的ストレッサー

物理的な環境刺激によるもの。
気温の高低、騒音、パソコンのディスプレイによる明るい光など。
 

◆科学的ストレッサー

化学物質による刺激のこと。
公害物質、アルコール、薬物、タバコ、食品添加物など。
 

◆心理・社会的ストレッサー

社会的生活を営む上で生じるもの。

人間関係や家庭の問題、仕事上の問題など。

 
普段ストレスと言っているものの多くは、「心理・社会的ストレッサー」を指すことが多いようです。
では、このようなストレッサーによって、我々の心やからだにはどのような影響(ストレス反応)が出るのでしょうか?
 

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雑学メモ

「ストレスは良くないもの」と思いますよね?

しかし、ストレスすべてが悪いかと言うと、そうでもないのです。

ストレスがない状態で生活を行うことは、張り合いのない、緊張感のない生活とも言えます。また、適度なストレスが無いと体温調節機能の低下や幻覚・妄想を見やすくなるとも言われています。

適度なストレスというのは、それを乗り越えたときに達成感を味わえたりなど、我々の能力向上や成長を促してくれますので、プラスに働くストレスもあると言えるでしょう。

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3.ストレスがもたらす影響・・!?

ストレスがもたらす影響には、「心」「からだ」「行動」も3つに分けられます。

 

◆心の反応

・イライラする
・不安になる
・気分が落ち込む
・興味関心の低下
・集中力の低下
・やる気の低下 など。
 

◆からだの反応

・からだのだるさ、疲労
・頭痛、肩こり、腰痛
・胃痛
・目の疲れ
・動悸、息切れ
・便秘、下痢
・食欲の低下
・不眠 など。
 

◆行動の反応

・アルコール量や喫煙量の増加
・仕事でミスの増加

・消費の増加

ヒヤリハットの増加 など。

ヒヤリハットとは、危ないことが起こったが、幸い災害や事故には至らなかった事象のこと。

 

上記を見ても分かるように、ストレス反応は人によって様々です。

これらの反応が長く続く場合はストレス状態に陥っている可能性ありますので、専門家に相談することをおすすめします。

 

4.ストレスを発散する方法・・!?

ストレスを溜め込むと、後々大きな心身症状に繋がることもあります。

しかし、ストレスを完全になくすことはできませんので、ストレスと上手に付き合っていくこと、つまり、自分なりの解消方法を探すことがポイントです。

下記を参考にしてみてください。

 

適度な運動を取り入れよう!

ウォーキングやランニングなどのからだに多くの空気を入れながら行う有酸素運動がおすすめです。

適度な運動をすることで満足感開放感リフレッシュ効果が得られます。

また、日中に行う適度な運動は睡眠の質向上にも繋がり、質が向上することで心身の疲労回復や自律神経が整うなど、多くのメリットがあります。

 

あたたかいお湯につかろう!

日中の活動時に優位になっている交感神経が、あたたかいお湯につかることで副交感神経優位となります。

交感神経と副交感神経の2つの自律神経が整うことで精神が安定し、気分がスッキリし、ストレスやイライラが解消されます。

入浴の方法やお湯の温度は様々な情報がありますが、自分が気持ち良いと感じることが大切ですので、自分なりの入浴方法を探してみてください。

くれぐれも入り過ぎには注意です。

 

深呼吸をしよう!

イライラしたりストレスを感じている時は、心もからだも緊張状態で浅い呼吸になりやすくなります。

浅い呼吸では交感神経が優位となりますので、副交感神経の働きが抑えされてしまい自律神経のバランスが崩れてしまいます。

このとき深呼吸をすることで副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスが整います。

 

深呼吸で意識するポイントは息を吐ききることです。

息を吐ききることでより多くの空気を吸うことができます。

ゆっくり大きく深呼吸を行うことでリラックスすることができます。

 

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雑学メモ

「日常生活で悩みやストレスがあるか?」という内閣府が行った調査によると、44.7%の方が「ある」と答えています。

自覚症状がない場合でもストレスを抱えている可能性もあります。

約半数の方が何かしらのストレスを抱えているんですね。

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ストレスは溜め込まず発散することが大切です。

そんなことは分かっているよ!という方も多いと思いますが、ストレスを感じていることを自覚し、発散することを意識することから始まります。

自分なりのストレスの発散方法を探しましょう。

 

そして、継続は力なりです。

長い目で見て、自分が継続できる習慣を見つけましょう!
はじめは目標を小さくして、小さい成功体験を積み上げていくことをオススメします。
 

では、良きトレーニングライフを!

 

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