さて、今回は、
「流行っている糖質制限ダイエットはじめました!」
とか、
と思っている方に向けて、「糖質制限は確かに短期間で体重が減少します!しかし、健康的なダイエットではありません!制限を継続することのリスクをご存知ですか!!」というテーマで行きたいと思います。
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この記事を書いている人はこんな人
44歳、サラリーマンの中田ハルミチです。
平日は大手デベロッパーに勤務しながら朝時間を活用して筋トレやランニングなどの運動を行っています。
今は人生100年時代。
人生を最期の最期まで思いっきり楽しめるように。そのために最期まで自分の足で歩けるように。自分でも実践しながら健康と運動の情報を発信しています。
・日本体育大学卒業
・NSCA-CPTパーソナルトレーナー
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この記事の目次
1.糖質制限ダイエットのリスクを知っていますか?・・のまとめ
スキマ時間に効率的に知れる、学べるblogですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。
①流行りの糖質制限ダイエットとは炭水化物の摂取を制限することである!
②糖質は脳や筋肉などの体の細胞が活動するためのエネルギー源である!
どういうことなのか詳細を説明しますね。
2.糖質制限ダイエットとは??
糖質制限ダイエットとは、ごはんや麺類、パンなどの炭水化物を摂らない、もしくは摂る量を減らすダイエット方法です。
糖質制限は炭水化物を摂らない(大きく減らす)こと??
ということは、「糖質」=「炭水化物」??
半分正解です!
炭水化物は、たんぱく質・脂質と並ぶ3大栄養素のひとつで、体を動かすための重要な栄養素です。そして、炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の合計で表されます。
つまり、炭水化物の一部に「糖質」が含まれているのですが、糖質は摂取しすぎると、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪などにして体に蓄える働きがあります。
これが太る原因ですね!
もう少しだけ詳しく説明すると、
血糖値が急激に上昇すると、上昇した血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが多く分泌されます。このインスリンは血糖値を下げる働きをする反面、脂肪を体内にため込み脂肪の分解を妨げる性質があります。
つまり、「血糖値を上げすぎると太りやすく」なってしまうということです。
糖質を摂らない、または摂取量を減らすことは、
『体内で糖質が余らない』=『脂肪にもならない』
ということが、
『糖質制限ダイエット』はダイエット効果あり!
と、言われている理由です。
3.糖質の働きを理解しよう!
次は、太る理由とされている「糖質」の働きについて理解していきましょう!
食べ物から取った糖質は、体の中で消化吸収され、最終的にはブドウ糖に分解されます。
それにより、
①脳や神経組織、筋肉など、全身の細胞でエネルギーとして利用される!
②1gあたり4kcalのエネルギーを生み出す!
③脳のエネルギー源はブドウ糖のみ!
という、役割を体内で果たしています。
糖質は体内で貯蔵される量が少ないため、不足するとタンパク質や脂肪が代わりに分解されてエネルギーとなります。
タンパク質は筋肉や臓器、髪、爪など、身体を構成するのに欠かせない成分のため、エネルギーとして使用されてしまうことで不足すると、体力や免疫力が低下して身体の不調が出やすくなったりします。
また、脳のブドウ糖が不足すると思考能力も低下します。
糖質不足は、身体に悪影響かつ、思考能力低下は、毎日働く人達にとって死活問題となりそうです。
4.糖質制限によるリスクとは・・!?
頭痛や思考力低下
糖質制限によって「低血糖症」を引き起こし、頭痛や眠気、めまい、イライラ、思考力の低下などが発生する可能性があります。
前項でも触れましたが、脳のエネルギー源は糖質(ブドウ糖)のみです。
極端な糖質制限ダイエットにより糖質量(ブドウ糖)が減ってしまうと、脳の機能が落ちてしまい、「低血糖」特有の症状が出てしまいます。
会議中にボーッとしてしまい、上司に注意された!
なんてことにならないようにしたいですね。
筋肉量が減り太りやすい身体に
極端な糖質制限ダイエットにより糖質が不足すると、身体は筋肉を分解して補おうとするため、筋肉量が減ってしまうということになります。
減らしたい体脂肪が減らずに、エネルギーを消費する筋肉が減ってしまうのは本末転倒です。
太りづらい身体を作るためには、エネルギーを消費する筋肉量は維持しましょう。
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1日に必要な総エネルギー量を、炭水化物から約50〜65%、タンパク質13〜20%、脂質20〜30%の割合で摂取することが理想とされています。
理想な割合を無視した具体的は食事は下記を参考にしてください。
では、良きトレーニングライフを!
https://www.instagram.com/yassan_40over/