「よく聞くけど、生活習慣病とは何?」
この記事の目次
1.生活習慣病ってなんだろう!?のまとめ
スキマ時間に効率的に知れる・学べるブログですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。
①生活習慣病は日頃からの生活習慣が原因となって発症する!
②昔は成人病と呼ばれていた生活習慣病!
③食・運動・喫煙・飲酒・ストレスがキーワード!
詳しくご紹介していきます。
2.生活習慣病とは・・!?
生活習慣病とは、厚生労働省のe-ヘルスネットによると、「食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称」と定義されています。
以前は「成人病」と呼ばれていた「がん」や「心臓病」、「脳卒中」は、今は生活習慣という要素に着目してと耐え直した生活習慣病に含まれれます。
生活習慣病に該当する主な病気は以下の通りです。
◆糖尿病
◆肥満症(メタボリックシンドローム)
◆高血圧症
◆慢性気管支炎
◆心筋梗塞
◆肺がん
◆大腸がん
◆脂肪肝
◆歯周病
聞いたことのある病気ばかりではないでしょうか。
次の項では生活習慣病になる原因を見ていきましょう。
3.生活習慣病になる原因とは…!?
生活習慣病の原因は、不適切な食習慣、運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレスだと言われています。
この5つの原因について見ていきましょう。
不適切な食習慣
我々は生命維持に必要な栄養素を食べ物から摂取しています。この摂取バランスが崩れることで生活習慣病の原因となります。
●食べすぎていませんか?
●脂っこいものばかり食べていませんか?
●カップラーメンや菓子パンを多く食べていませんか?
●夜寝る前にたくさん食べていませんか?
●甘いおやつばかり食べていませんか?
運動不足
運動不足によって筋肉が減少し、基礎代謝が落ちることで太りやすいからだとなります。
また、からだを動かさないことでお腹が減らず、食事の時間がバラバラになってしまったり、夜寝付きが悪くなったりと生活習慣の乱れにもつながります。
●階段ではなくエスカレーターを使っていませんか?
●歩ける距離でも車やバイクで移動していませんか?
●テレワークで一日中家で過ごす日が多くなっていませんか?
喫煙
喫煙はがんや脳卒中、循環器系疾患、呼吸器系疾患、歯周病などの多くの病気と関係しています。
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会によると、喫煙は予防可能な死亡原因であり、年間12〜13万人が喫煙により死亡しているとされています。
過度な飲酒
飲酒による主な生活習慣病には、肝障害、脂質異常症、糖尿病、高血圧症、食道がんなどがあります。
飲酒はリラックス効果が期待できる一方、過度な飲酒は多くの病気を引き起こします。
●毎日お酒を飲みすぎていませんか?
●休肝日を設けてますか?
●脂っこい食事と糖質が多く含まれるビールばかり飲んでいませんか?
ストレス
「国立研究開発法人 国立がん研究センター」の調査によると、長期間にわたる自覚的ストレスは全がん罹患のリスク上昇と関連があるとされています。
しかし、全くストレスなく日々を過ごすことは難しいと思います。
趣味に没頭する時間をつくる、ゆっくりお風呂に入る、適度に好きなものを食べるなど、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
4.生活習慣病を予防しよう・・!
前項では生活習慣病には不適切な食習慣や運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレスが大きく関わっているとご紹介しましました。
この項では、「ブレスローの7つの健康習慣」をご紹介します。
「ブレスローの7つの健康習慣」とは、米国・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度(障害・疾病・症状など)との関係を調査した結果に基づいて提唱されているものです。
ブレスローの7つの健康習慣
①喫煙をしない。
②定期的に運動をする。
③飲酒は適量を守るか、しない。
④1日7〜8時間の睡眠を。
⑤適正体重を維持する。
⑥朝食を食べる。
⑦間食をしない。
厚生労働省「e-ヘルスネット」では、ブレスローの7つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に影響するとされています。
例をあげると、
「45歳の男性において、7つの健康習慣のうち6〜7つを実践している人の場合、その後約33年生きられるが、全く実施していない、または3追加を実施している人の場合は、その後約22年しか生きられない。」
という具合になります。
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そして、継続は力なりです。
では、良きトレーニングライフを!