からだに良いこと100

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カロリーと脂肪の関係!?カロリーを知ることがダイエットへの第一歩!である理由

「カロリーってよく聞くけど、カロリーって何…?」

「カロリーを控えれば痩せますよ!って、どのくらい控えればよいの…!?」
 
と思っている方も多いのではないでしょうか?
健康的なからだを維持するためにも、適正体重を維持するために食事や食品のカロリーを把握することは大切です。自分の適性なカロリーを知ることで体重をコントロールすることが出来ます。今日から消費カロリーと摂取カロリーを把握しましょう!

※この記事は約7分で読むことができます。

 

この記事の目次

 

1.カロリーと体脂肪の関係とは!?・・のまとめ

スキマ時間に効率的に知れる・学べるblogですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。

 
カロリーと体脂肪の関係とは!?のまとめ

①カロリーは人間が活動するために必要なエネルギーを表す単位!

②カロリーを把握することで体脂肪をコントロールできる

③自分が1日で消費するカロリーを知ることから始めよう!

 

詳しくご紹介していきます。

 

2.カロリーってそもそも何・・!?

カロリーとは熱量(エネルギー)を表す単位のひとつで語源はラテン語の「calor(熱)」に由来すると言われています。


1カロリー(cal)は、1gの水を1℃上げるのに必要な熱量(エネルギー)です。


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雑学メモ

もう少し詳しくカロリー(cal)についてご紹介します。

1カロリー(cal)は、1気圧のもとで水1gの温度を14.5℃から15.5℃まで上げるのに必要なエネルギー量(熱量)です。単位で用いるには量が小さすぎて不便なため、1,000倍のキロカロリー(kcal)を常用単位として用いています。

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我々人間は、身体を動かしたり考えたりすることで脳を動かしたり、食べたものを消化したり、体温を一定に調整したりと、様々な場面でエネルギーを使っています。


この人間が活動をするために必要なエネルギー量が「カロリー(cal)」です。

3.カロリーと脂肪の関係・・!?

エネルギーは我々人間が活動するために必要です。そして、必要なエネルギーは3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)から得ています。 


三大栄養素それぞれが1gあたりに身体の中で作り出すエネルギー量(kcal)は、・炭水化物:4kcal・脂質:9kcalたんぱく質:4kcalです。

ダイエットはもちろん、スポーツ選手が行うボディメイクまで、カロリーは非常に重要な指標です。なぜなら、太らない法則は、摂取カロリー<消費カロリーだからです。


1日に2,000kcalを食べ物から摂取しても、運動等で2,000kcalを消費すれば、摂取した分のエネリギ−(cal) は消費され、からだの中には残りません。しかし、摂取したエネルギーを消費しきれずに余ってしまった場合、そのエネルギーは脂肪に変えられてからだに貯蔵されます
これが、太る理由です。


からだに貯蔵された体脂肪を減らすことがダイエットです。

では、体脂肪はどうすれば減らすことができるのでしょうか?

 

脂肪1gは9kcalです。脂肪1kgでは9,000kcalです。
9,000kcalのうち、80%が脂質で、残り20%は水分や細胞を形成する物質ですので、脂肪1kgを消費するには7,200kcal(9,000kcal×80%)が必要ということになります。

 

ダイエットやボディメイクにはカロリー計算が必要な理由がお分かりいただけましたでしょうか?

 

例をあげます。

2ヶ月で3kgのダイエットを行いたい場合、1日にどの程度のカロリーを現在以上に減らす必要があるでしょうか?

※現在が「摂取カロリー≒消費カロリー」の状態とします。

・3kgの脂肪を消費するのに必要なカロリー:21,600kcal(7,200kcal×3kg)

・1日に減らすカロリー360kcal(21,600kcal÷60日)

 

つまり、現在より1日に360kcalを減らし続けることができれば、2ヶ月で3kgの体脂肪を減らすことができるということになります。


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Attenthion

人間には基礎代謝量といって、生活をおくる上で必要最低限必要なカロリーがあります。

基礎代謝量を下回るカロリーしか摂取しないような過度なダイエットは健康を害することになりますので、注意しましょう。

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ダイエットを始めたいのであれば、今日からカロリー計算を始めましょう!

 

4.自分の必要なカロリーを把握しよう・・!

自分に必要なカロリーはどの程度なのでしょうか?

 

ここでは、前項でも少し触れましたが、人間が生活する上で必要最小限なカロリー(基礎代謝量)を算出してみたいと思います。

基礎代謝量は安静にしていても消費するカロリーですので、1日寝ているだけの方でも、基礎代謝量を上回らなければ太ることはないということになります。

 

基礎代謝量は、年齢や活動レベル、性別、ライフスタイルによって異なりますが、「ハリス-ペネディクトの式」(日本式)という国際的に広く使われている方程式を日本人に合わせて改良した計算式でおおよその値を求めることができます。

●男性

66+13.7×体重(kg)+5.0×身長(cm)-6.8×年齢

●女性

665.1+9.6×体重(kg)+1.7×身長(cm)-7.0×年齢

 

例をあげます。

45歳の女性で、身長が160cm体重55kgの基礎代謝量は、何kcalでしょうか?

・665.1+(9.6×55)+(1.7×160)-(7.0×45)=1,150kcalです。

 

ただし、1日ずっと安静にして過ごす人はほぼいないと思います。

少なからず、歩いたり考えたり、ご飯を食べたりをしますので、これだけでもエネルギーは消費されます。つまり、基礎代謝量以上にエネルギーは使われているということになります。

 

「摂取カロリー」<「消費カロリー」のために摂取できるカロリーをより正確に把握したい場合は、「基礎代謝量」×「身体活動レベル」で1日に必要とする推定カロリーを求めることが出来ます。

 

自分の1日の推定エネネルギー必要量を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

【参考】

toaruojisann.hatenablog.com

 

自分が1日に必要とする推定エネルギー(カロリー)量を把握することで、肥満防止、健康維持につなげることができます。

 

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好きなものを好きなだけ食べて飲んでいたら当然太りますし、健康を害する可能性もあります。カロリーを知ることは自分を知ることです。健康なからだを維持するためにも、今日からカロリー計算をして太らないからだを目指しましょう。

 

そして、継続は力なりです。

長い目で見て、自分が継続できる習慣を見つけましょう!
はじめは目標を小さくして、小さい成功体験を積み上げていくことをオススメします。
 

では、良きトレーニングライフを!

 

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