からだに良いこと100

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糖質は太る?太らない?人間が活動するために必要不可欠な糖質の役割をご紹介

「糖質抜きダイエットを始めようと思う…!」

「炭水化物を全く食べなければ太らないって本当…!?」
 
と思っている方も多いのではないでしょうか?
糖質は人間が活動するために必要不可欠な物質であり、全く摂らないと低血糖になり、からだに様々な不調が現れる可能性があります。バランス良く必要な量の糖質を摂取するためのコツをご紹介します。

※この記事は約6分で読むことができます。

 

この記事の目次

 

1.糖質は太るのか!?・・のまとめ

スキマ時間に効率的に知れる・学べるblogですので、はじめにこの記事のまとめをお伝えします。

 
カロリーと体脂肪の関係とは!?のまとめ

①糖質は人間が活動するために必要不可欠!

エネルギーとして消費する分以上に糖質を摂ると中性脂肪が増える

③糖質は1日のエネルギー総量の50〜65%を摂取する!

 

詳しくご紹介していきます。

 

2.糖質とは何・・!?

糖質は、からだを動かしたり脳を働かせたりするエネルギー源となる物質のことです。

「糖質」+「食物繊維」が3大栄養素でもある炭水化物で、糖質はご飯やパン、麺類などの穀物に多く含まれています。

 

多くの糖質は体内で最小単位のブドウ糖に分解されて小腸から吸収されます。そして、吸収された糖は肝臓に取り込まれた後、一部は血中に放出されて、脳や筋肉のエネルギーとして使われます。

 

エネルギー源としての役割を担う糖質が不足すると、疲れやすくなったり、糖質の不足を補うためにたんぱく質がエネルギー源として使われることで筋肉量が減少し、基礎代謝を低下させる原因にもなります。

 

また、ブドウ糖は人間の脳がエネルギーとして利用できる唯一の物質です。

ブドウ糖が十分に届けられなくなると、集中力の低下など脳の働きを妨げてしまう可能性もあります。

 

糖質は、人間が活動するために必要不可欠な物質です

 

3.糖質を摂ると太ると言われている理由とは・・!?

 食事で糖質を摂ると血糖値が上がります。血糖値が上がると、上がった血糖値を正常の状態に戻すためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。

 

血糖値を下げる役割を持つインスリンには、エネルギーとして利用されずに余ったブドウ糖中性脂肪に作りかえて筋肉や脂肪細胞の中に蓄える働きがあります

体内でこのようなことが起こるため、エネルギーとして消費する分以上に糖質を摂ると、中性脂肪が増えて太るのです。 

 

つまり、「糖質を摂ると太る」のではなく、「糖質を摂りすぎると、太る」のです。

 

4.糖質との正しい向き合い方・・!

脂肪が増えて肥満になると、糖尿病や高尿酸血症から痛風をまねいたり、大腸がんや乳がん前立腺がんのリスクが高まるなど、様々な生活習慣病のリスクが上昇します。

一方で、太りたくないと過度に糖質摂取を抑えるとからだが低血糖状態となり、頭痛やふらつき、動機や異常な発汗、慢性的な疲労や思考力の低下など、最悪の場合命の危険につながりかねないからだの不調が現れます。
 
では、どう糖質と向き合えばよいのでしょうか?
 
糖質は、1日のエネルギー総量の50〜65%を目安に摂取するようにしましょう。
 
農林水産省の実践食育ナビによると、
身体活動量がふつうな成人男性、成人女性が1日に必要なエネルギー量は、
・成人男性:2,400〜3,000kcal
・成人女性:2,000〜2,400kcal
と言われています。
 

一日に必要なエネルギー量と摂取の目安:農林水産省

 

上記を参考に1日に摂取する糖質量を算出すると、

・成人男性:1,200〜1,950kcal
・成人女性:1,000〜1,560kcal
となります。
 
糖質は1gが4kcalですので、摂取するグラム(g)は、
・成人男性:300〜487g
・成人女性:250〜390g
となります。
ご飯やパン、麺を食べる時の参考にしてください。
 
自分の1日に必要なエネルギー量は、「基礎代謝量」×「身体活動レベル」で求めることが出来ます。しかし、必要なエネルギー量は、年齢や活動レベル、性別、ライフスタイルによって異なります。
 
ダイエットはもちろん健康なからだを維持したいと思う方は、まず初めに自分の1日に必要なエネルギー量を把握しましょう。
 
把握するには、こちらの記事を参考にしてください。
 

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糖質は摂りすぎると肥満につながり、不足するとからだの不調につながります。自分が1日に必要なエネルギー総量を知り、摂取すべき糖質の量を把握しましょう。

これが、ダイエット、健康なからだ作りの第一歩です。

 

そして、継続は力なりです。

長い目で見て、自分が継続できる習慣を見つけましょう!
はじめは目標を小さくして、小さい成功体験を積み上げていくことをオススメします。
 

では、良きトレーニングライフを!

 

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